2010年3月16日 琉球新報 「未成年飲酒補導、全国の5.2倍 5年連続ワースト」 2009年に県警に不良行為で補導された少年のうち、人口千人当たりの人数について、飲酒による補導が全国平均の約5・2倍、深夜はいかいが約2・6倍となり、それぞれ全国ワーストになったことが10日、県議会予算特別委員会の答弁で分かった。奥平一夫県議の質問に山入端辰次県警生活安全部長が答えた。県警によると飲酒による補導は5年連続ワーストという。 県警少年課によると、飲酒や喫煙、深夜はいかいなどの不良行為などで補導された少年の総数は3万4000人(前年比6773人減)。そのうち飲酒は1246人(同529人減)で人口千人当たり5・2人で全国平均1人を大幅に上回った。深夜はいかいは2万554人(同5045人減)で人口千人当たり85・6人と全国平均の約2・6倍となり、全国ワーストとなった。県内の飲酒による少年の補導率が全国より高い状態が続いていることについて同課は「夜型社会と未成年の飲酒に寛容な県民意識によるものだろう」と述べた。 |
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