2011年10月21日 琉球新報 女性を取り巻くさまさざまな問題や権利を守ることを目的に、このほど「女性フォーラム沖縄」が発足した。代表の平田正代さん(71)らメンバーは長年、県男女共同参画センターてぃるるで相談員として、女性の悩みに対応してきた経験を持つ。30日午後2時から、同センターで弁護士の鎌田晋さんを招き、「ハーグ条約とは~全体像を把握する」をテーマに講演会を開く。 発足のきっかけは、「ハーグ条約」(国際結婚が破綻した場合の子の扱いについて定める国際条約)について、元相談員同士が「問題点がいくつかあるが、この条約について社会的な盛り上がりが欠ける」という共通認識を持ったこと。月に1~2回、勉強会を開く中で、ネットワークづくりから始めようと会発足につながった。 代表の平田さんは、かつて宜野湾市にあった国際福祉相談所(1998年に閉鎖)でケースワーカーとして約30年のキャリアを持ち、同相談所閉鎖後もてぃるるで相談員を務めた。 副代表の嘉手納美音さん(34)は「国際結婚の問題だけでなく、いずれは非正規雇用の問題など女性に関 |
―子どもと沖縄にかかわる報道― >