琉球新報 2011年11月25日 【糸満】糸満市米須地区で20日、地域全体を建物のない博物館に見立て、区民たちが地域の生活や文化、自然などを訪れた人に案内する「米須地区村丸ごと生活博物館」の取り組みがあった。市外だけでなく県外も含めて約30人が午前、ツアーに参加。国道331号を境に北側の「あじうがみまーいコース」、南側の「んまいーあがりまーいコース」にそれぞれある地域の名所などを巡った後、沖縄料理など特産品づくりを学んだ。
今回のツアーは村丸ごと生活博物館宣言を行った10月22日に続き2回目。参加者は、赤瓦屋根でヒンプンのある伝統的な沖縄の住居や、住宅敷地を接ぎ木などで1本化されたガジュマルが取り囲む「儀間家のドラゴンガジュマル」、テレビ番組琉神マブヤーのロケ地などを、区民が説明しながら散策。また沖縄戦体験者の講話も聞いた。 次の記事:審議委員数に目標値 さわふじ...>> |
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