超党派国会議員、沖縄の子の貧困調査

2011/11/07 17:33 に Naofumi Nakato が投稿
2011年10月17日 09時36分 沖縄タイムス

 超党派の国会議員らが16日から、「沖縄の子どもを貧困から守るスタディーツアー」を開催している。18日までの日程で、母子生活支援施設や児童養護施設、学童保育所、NPOなどを訪問し、子どもを取り巻くさまざまな問題を把握する予定。16日は那覇保護観察所で、保護観察官や保護司らから、少年非行の現状を聞いた。

 同観察所の今福章二所長は、飲酒や深夜徘徊(はいかい)を理由に補導された不良行為少年の割合が沖縄は全国一高く、少年事件が増加していることなどを報告した。再非行率も高いが、その背景には「不安定な保護環境がある」と指摘。両親と居住する少年は相対的に少なく、中学からドロップアウトするケースも多いと、データを示しながら訴えた。

 保護司らが窃盗や傷害などで保護観察対象となった少年の生育環境について説明。保護者の経済的困窮を背景に、養育放棄、非行などの問題が起こっているとし、幼少期からの親子支援や、中学卒業者の就職・訓練の場、地域のサポート体制が求められると呼び掛けた。

 ツアーは、沖縄の子どもを貧困から守る連絡協議会(山内優子、知花聡共同代表)がコーディネート。同協議会は、国と県で検討する新たな沖縄振興の中で、子どもの貧困解消につながる「沖縄子ども振興計画(仮称)」を策定するべきだと提案している。

 馳浩氏(自民)、瑞慶覧長敏氏(民主)らが参加しており、18日に記者会見し、成果を発表する予定。
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